土地の現物出資とは、出資を金銭ではなく不動産で行うことです。通常現物出資は金銭的価値があり、貸借対照表などの決算書類に記載されているものであればなんでも可能です。また、その財産の価値も市場価格を参考にし、個人や出資者同士でその価値を決めることができます。しかし、不動産の場合は評価額を個人で決めることはできないので、不動産鑑定士の評価に従う必要があります。
評価後、出資したものが適正な評価であるかどうかを地方裁判所の検査役より調査を受ける必要がありますが、登記時に弁護士の証明書で不動産鑑定士に評価してもらった内容が適切であると証明されれば調査の省略が可能です。
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不動産を賃借する場合に気をつけるべき事の一つに残置物があります。残置物とは、前の賃借人が退居する際に自分の持ち物を部屋に残していった物の事です。このケースで最も多いのがエアコンです。新居に新しいエアコンを購入するので古いものは必要なくなり、置いていってしまうことが多くあります。エアコンを撤去するには費用がかかりますし、まだ使えるので置いていってしまうのですが、これがトラブルの元になります。
オーナーの持ち物ではないということから、いざ故障したり撤去することになった時に、修理費用や撤去費用の支払いを拒否するオーナーもいるのです。このような訳ありのものが部屋にある場合は、予め修理や撤去費用が発生した場合にオーナー側で負担してくれるのかを確認しておきましょう。